Tomomi Oka

▶︎ BIOGRAPHY

Tomomi Oka

Oka focuses on creative work based on the characteristics of video projection. The realization of her works involves space composition and time axis. Her works represent a unique theater-like experience because of her career of stage making or stage visual.She is also representative of ZEN-NOKAN,art unit making stage and stage visual.

CV

b. 1992, Tokyo JPN

EDUCATION

2011-2013 BA Design, Tsukuba University
2014-2018 BA Intermedia-Art, Tokyo University of Arts
2018- MA InterMediaArt, Tokyo University of Arts


AWARD

2016 Dreaming 2074 Award Finalist
2018 The first prize in the graduation Exhibition
(The work was purchased for The University Art Museum - Tokyo University of the Arts)


EXHIBITION

2016
"Dreaming 2074", nominees exhibition, Tokyo Japan
Gallery ASK? “The Sixth Cognition” ,Tokyo Japan

2017
The University Art Museum, Tokyo University of the Arts”No Where Now Here”,Tokyo Japan
Tokyo University of the Arts, Graduate Show

2018
Spiral Hall “KUMA EXHIBITION2018”, Tokyo Japan
Inter Communication Center(ICC)”Open Space 2017”
Honbo Exhibition , Todai-ji Nara Japan
Inter Media Art-PRIZE Exhibition Toride Japan
Gallery ASK? solo Exhibition “The Nowhere Door” ,Tokyo Japan


STAGE

2015
Stage Performance “Dance×Projection-Mapping” at Toride campus,GEIDAI
Bohemianvoodoo(Japanese Jazz band) stage visual
Stage Performance”Percussion×projection-mapping”TRIP” at GEISAI2015
PrimitiveArtOrchestra(Japanese Jazz band) stage visual

2016
ZENKO-DREAM stage visual
PrimitiveArtOrchestra stage visual
Dance Company DAIRAKUDAKAN stage visual

2017
PrimitiveArtOrchestra stage visual
Contemporary music live”Rokucho”, stage visual
Kita-Senju BUoY”ROUND REFLECTION” Tokyo Japan


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岡ともみ

美術家。映像と空間設計により、時間軸をもったインスタレーション作品を制作している。主な活動として、オープン・スペース2018、2019(ICC・東京)出品、 大駱駝艦壺中天公演「宮崎奴」映像制作・投影設計など。東京藝術大学先端藝術表現科を卒業後、2019年よりベルリン芸術大学メディアアート科招待学生。現在東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻在籍。



経歴
2015
「DANCE×PROJECTION-MAPPING」 (自主公演)
Bohemianvoodoo 映像演出
Percussion×projection-mapping「TRIP」 (自主公演)
Ruminous Lagna
PrimitiveArtOrchestra 映像演出

2016
ZENKO-DREAM 映像演出
PrimitiveArtOrchestra 映像演出
「2074年、夢の世界」アワード入選
そのあなから はじまらない 繰り返し」

2017
大駱駝艦舞台映像演出
古川 研ゼミ展「The Sixth Cognition」出品
コルベール委員会「2074,夢の世界」アワード入選、入選者展出品
PrimitiveArtOrchestra 映像演出
AMC 企画展示「No Where Now Here」出品 (上野・芸大陳列館)
ライブ「緑青 #0」映像・照明演出 (ライブ演出)
東京藝術大学卒業修了制作展出品・「買い上げ賞」受賞
KUMA EXHIBITION2018出品(表参道・スパイラルホール)
アーツカウンシル東京採択自主公演ROUND REFLECTION(北千住BUoY)

2018
オープン・スペース2018イン・トランジション出品(初台・ICC)
本坊企画展参加(奈良・東大寺本坊)
先端prize展出品(茨城県取手市・東京藝術大学ギャラリー)
個展「どこにもいけないドア」(ギャラリーASK?P 京橋)


奨学金等
クマ財団 クリエイター奨学生 1期生
アーツカウンシル東京 未来提案型プロジェクト支援
文部科学省 トビタテ!留学JAPAN 10期生

▶︎ ABOUT ART UNIT: ZEN-NOKAN


サカサゴト

January.2022



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縄文時代の日本では、あの世はこの世のあべこべである、と信じられていた。こちらが夕ならあちらは朝、こちらが夜ならあちらは昼。着物はこちらが右前に着るならあちらは左前。このような考え方は、現在でも「サカサゴト」と呼ばれ、死人が出た際には日常の様々な動作を逆に行うという風習として、日本各地に残っている。展示室では、まさに「サカサゴト」のように、本物の時計の盤面は反転し、逆回転している。そんな古時計が反転する時、忘れ去られようとしている葬送の風習を思い出すように、内部の映像が再生される。自身も忘れ去られようとしている古時計は、忘れ去られた風習の墓跡のようにそこに立ち、あの世とこの世の境目を曖昧なものにしている。

岡は自身の祖父の死に際して、棺に青い紫陽花を手向け、火葬の終わった遺骨が薄青に美しく染まっていたことから、青い紫陽花を手向けたことが、自分にとっての祖父を送る儀式であったと考えるようになった。かつて日本にあった葬送の風習を調べていくと、死者があの世への道で迷わないように、とか、魂の依代になるように、など、小さいコミュニティや人がかけた思いがそれぞれにあることがわかる。本来、死や、あの世と向き合う姿勢は、このような小さな願いや死者への慮りから出発したものが多かったのであろう。日本各地に残る、今や消えようとしている葬送の風習やあの世の見方を再度見ていくことで、形骸化しつつある葬送の形や、死との向き合い方を再考したい。

In Jomon Era Japan, it was believed that the other world was the upside-down version of this world. If it was evening here, it was morning there; if it was night here, it was day there. If we wear our kimono on the right front, they wear it on the left. This way of thinking is called "sakasagoto," and is still practiced in many parts of Japan, as the custom of reversing various daily actions in case of death. In this room, the face of a real clock is reversed and spinning backwards, just like the "sakasagoto". When the old clocks are reversed, the interior images are played back as if to remind us of the funeral customs that are about to be forgotten. The old clocks, which is itself on the verge of being forgotten, stands there like the grave site of a forgotten custom, blurring the boundary between the other world and this world. At the time of her grandfather's death, Oka placed a blue hydrangea in his coffin, and when the cremated remains were beautifully stained a pale blue, he came to believe that the placing of the blue hydrangea was her own ritual of sending his grandfather off. If you look into the funeral customs that once existed in Japan, you will find that each of them has its own thoughts and feelings that small communities and people put into it, such as to make sure that the dead do not get lost on the way to the other world, or to be a substitute for the soul. Originally, many people's attitude toward death and the afterlife must have originated from such small wishes and consideration for the dead. By reexamining the funeral customs that remain in various parts of Japan and are now disappearing, and the way of looking at the afterlife, I would like to reconsider the form of funeral services that are becoming a skeleton and the way of facing death.


produced by : Tomomi Oka /Sound design : Yuki kobayashi / Construction cooperation : Junichiro Endo / Sponsorship : KUMA Foundation

展示 東京藝術大学第70回卒業修了作品展
2022.1.28-2.2


どこにもいけないドア

November.2018



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「どこでもドア」の発明が夢想された1960年代からはや50年が経とうとしている。誰もが渇望したそのドアはまだ私たちの手中にはなく、終わりのない欲望が通り過ぎた轍の上には取り残されたモノ達の墓標が連なる。住み手がいなくなった家屋もその記憶ごと次々と建て壊され姿を消し、その後に残るのは、もはやどこにもつながることのないドアだけだ。

It has been almost 50 years since invention of “anywhere door”(*1) dreamed of. A lot of grave markers left on the road our desire without end had passed although we still don’t have the door anybody wants to obtain. Old empty houses destroyed one after another with there memory, and only the door that will no longer connect anywhere is left behind.
*1 どこでもドア(anywhere door)... The door appear in "DORAEMON" that is one of a most famous comic in Japan. You can go anywhere you want through them.


all produced by : Tomomi Oka

展示 Art Space Kimura ASK? P(個展)
2018.11.19-29


岡山市柳町1-8-19

January.2018



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岡山に実在する今は亡き祖母の家やそれにまつわる記憶をテーマに、実物の家具、アクリル板、照明、映像、8ch立体音響により空間を構成した。実物/実写映像/CG/映り込みにより虚像と実像の間に多重のレイヤーを作り、鑑賞者は明滅を繰り返す記憶そのものの中に没入するような空間を体験する。

This work is “1-8-19,Yanagimachi,Okayama-City” that was made for graduation exhibition of Tokyo University of Arts in 2018. I graduated the university as the top of the class by this work. Also The University Art Museum, Tokyo University of the Arts bought and possess this work. < Statement : This work consists of rial furnitures, acrylic board, lights, video projection, and 8ch stereophonic sound. Its theme is my the late grandma who was lived in Okayama and memory related to her. This work has a lot of layers between virtual and real images by real things/real video images/CG/reflected glares. You can experience as if you immersion of flickering remembrance its self.



Directed by : Tomomi Oka
Sound : Yuki Kobayashi
Architect planning : Ryo Araki

展示 東京藝術大学29年度卒業修了制作展 受賞 大学美術館買上賞


もしもし、の一秒前

June.2018 - March.2019



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「もしもし、の一秒前」 Moments Before “Hello!” 1890年に我が国最初の電話サービスが開始されてから一世紀以上が過ぎた。手動交換に始まり、ダイヤル式固定電話、携帯電話、スマートフォンへと、電話は進化しその形態を変えていくにつれ、その地理的な場所とは関わりなく任意の点と聴覚的に場を共有する脱場所的メディアとして社会の共同体のあり方をも変容させてきた。電話をかける時、人は路上にいようと、電車にいようと、家にいようと、物理的にその場に存在すると共に、意識的にはその電子的な場の中に生きており、旧来の物理的な位置関係に依存した共同体は解体され、全く新しい次元での「隣人」が台頭してきたのである。 本作品では、体験者は複数の映像に映された空間のうちひとつの空間に電話をかけることになる。そして各映像の中で「電話」の位置は少しずつ変えられており、玄関からお茶の間、街灯、個人の部屋など、電話がその発展と共に社会の物理的共同体の中に次第に浸透していくシーンを描く。普段何気なく聞いているコール音は、テレビを見ながらお茶を飲んでいた夫婦を立ち上がらせ、寝ていた女性を起こし、時には誰も出ない電話の向こうで黒猫に電話を偵察させる。私たちは相手が電話に出て初めて誰かと「繋がり」、向こう側の世界と接続したことを体感するが、それ以上に、電話は家族のコミュニティや生活空間の中にある種の暴力性を持って侵入し、空間を変容させているのだ。


制作:岡ともみ/渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所, NTTサービスエボリューション研究所)
機材協力:NTT東日本 千葉事業部
制作協力:福田芳巳(NTTネットワークサービスシステム研究所)

展示  インターコミニュケーションセンター(ICC)
オープンスペース2018 イントランジション
2018.6.2-2019.3.10


そのあなから 始まらない 繰り返し

December.2016



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天然樹脂をメディアに造形をしている作家、菅谷杏樹とZEN-NOKANの共同制作作品。洞窟のような空間に、黒いビニール袋が張り巡らされており、空気圧によって膨張・収縮を繰り返している。ビニールはところどころが引き伸ばされて薄くなっており、プロジェクターからの映像によって内部がうごめいているように見える。また洞窟の中心部には松脂でつくったオブジェクトがあり、内部には命のように光が蠢いている。生まれそうな生命が、洞窟を守り、守られながら生命の起伏を繰り返している。それを目撃する鑑賞者は、はじめはただの観測者にすぎないが、その繰り返しは地球や、宇宙が彼らにとっては些細な変化を繰り返しながらずっとそこにあることを想起させる。


derected by ZEN-NOKAN
timeline / video / programming : Tomomi Oka
derection / structure : Junichiro Endo
concept / molding / material : Aki Sugaya
sound : Chiho Oka


Terminal"Paradise"

June.2016



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スクリーンを貼った枠を天吊りし、その上に OHP フィル ムに印刷し葉の写真を吊り、同じく OHP フィルムに葉を 印刷したものを丸めたものを枠内に大量に入れてある。 量サイドの扇風機からランダムに吹いてくる風により 葉が揺れ、像は絶えず変わり続けていく。前作《わす れたものがおぼえていたこと》に続き、人々の中にある、 覚えていたことさえ忘れてしまった記憶の吹き溜まり へのアクセスを試みた作品。


timeline / video / programming : Tomomi Oka


わすれたものがおぼえていたこと

October.2016



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スモークを焚いた部屋ビニール傘を吊り、そこに映像を投影している。時折自動車のヘッドライトが通りすぎるような光や、 波紋などがひろがっていく。傘の中の鑑賞者は、記憶の雨を 傘という私的な空間の中から眺望する。その雨は様々な記憶と接続していき、鑑賞者のなかにある失くしたと思っていた記 憶にまでも アクセスしていく。この作品を通して、鑑賞者をかたちづくる思い出されることのない記憶、在りかを忘れられた記憶の存在を浮かび上がらせることを試みた。


plan / timeline / video / programming : Tomomi Oka
sound : Yuki Kobayashi


percussion×projection-mapping"TRIP"

September.2015



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made by processing

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motion graphics

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塩ビ管製のオリジナル打楽器とエレクトロミュージック、プロジェクションマッピングによるパフォーマンス作品。打楽器の奏者の動きと映像がシンクすることで、生演奏を含めた音楽と映像が一体となったパフォーマンスを目指した。打楽器を彷徨う船に見立て、世界を漂っていた船が目覚め、長年の眠りからの起動を経て異世界に飛ぶというストーリーを抽象的に表現。


produced by ZEN-NOKAN
planning / motion graphics / visual design : Tomomi Oka


Bohemianvoodoo 映像演出

September.2015



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東京藝術大学の学園祭である藝祭2015のステージにて、インストバンドであるBohemianvoodooがゲスト出演。その映像演出をZEN-NOKANが担当した。糸で作ったスクリーンを何層にも重ねたものにリアプロジェクションし、投影した像がずれて見えたり風でゆれる糸によって映像の見え方が変わったりする効果を狙った。


produced by ZEN-NOKAN
motion graphics / programming : Tomomi Oka


Dance×projection-mapping

May.2015



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東京藝術大学取手校地でのZEN-NOKAN初の自主公演。前後に行き来できるスクリーンと、スクリーンをはさんで前後2灯のプロジェクターと、ダンサー3人によるパフォーマンス作品。ダンサーを演出するというよりも「動き回る身体」として作品の一要素として扱った。映像もダンサーが入ることを念頭に置き、身体が入った最終的なビジュアルに最適なかたちを目指して制作。途中に手書きアニメーションの投影を入れるなど、ビジュアルの移り変わりを意識し観客を引き込む作品となった。


produced by ZEN-NOKAN
video / motion graphics : Tomomi Oka

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本番映像

TOKYO TRUMPET QUARTET
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小山豊meets島裕介
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美術館空調
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現代的な小部屋のための静寂集
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